故人に対する鎮魂の祈りや感謝を表現したり、仏様や神様に関して捧げていく意味を込めて供物を購入することがあります。大きなかごへ色々なものを盛りつけたり、立てかけていくことによって完成する供物は、飾りつけとしても重宝されています。
主に果物や缶詰、さらにお菓子といった故人が好むものを取り入れていきますが、中には線香や抹香などといったものを供物にすることもあります。葬儀会場でも手配を依頼したり、デパートや贈答品を取り扱うお店などから直接配達してもらう方法があります。
また自分で持参して供えていく場合もあるので、もしも故人を偲んで持ってきた時には名前などを把握しておきましょう。場合によってはお返しをする必要があります。供物というのは通夜や告別式で、弔意を示すために送る品物です。亡くなった人の魂を慰めながら感謝の気持ちを込めることが多いです。
盛り籠として販売されていることもあり、供花と同じように飾られていきます。盛り籠を供物にする場合は供物にする気持ちを伝えていき、弔辞に利用する包装紙や不祝儀の水引などで包装していきます。その中で手配してもらうこともありますが、相場として1基あたり1万円から1万5000円程度のものを購入しましょう。
小さいものでも5000円程度で問題ありませんが、会場に赴いた時に受付で盛り籠の金額を精算していきます。自分で持参する時には、3000円程のものを購入して持っていくようにしましょう。基本的に葬儀で供物にする場合は、別に香典を包んで持っていく必要がありません。
昔は参列していく時に供物と言う形で持参することによって、故人を偲ぶ意志表示となっていました。現在のように事前に届けることもありましたが、昔から香典と別に用意していることが多いです。基本的なマナーとして、供物を祭壇へ並べていきます。
通夜の前までに配達してもらうようにお店へ手配していくのがマナーとなっています。通夜が開始される5時間程前には届けたいところで、上手に段取っていく必要があります。生前好きだった食べ物などを利用しても構いませんが、重要なのが殺生を想像させる食べ物になっていないかです。肉類などはマナー違反となってしまうので、あらかじめ情報を整理する際に注意していきましょう。さらに注意したいのが宗教で、仏教式だと供物として線香やろうそくなどを利用しても構いません。しかしキリスト教式では供物をあげることができないため、信仰している宗教も理解しておきましょう。
[参考]
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